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発信する、ということ

「雄弁は銀、沈黙は金」という故事成語があります。

 

イギリスかどっかのお偉いさんが唱えた言葉らしいんですが、
正直由来なんかはどーでもいい話で、問題は中身ですよ。

字面だけ見てもらっても分かるとは思うのですが、
「しゃべれるのは大事やけど、黙れるのはもっと大事やで」って意味です。

 

こんにちは、liveことりべこと堀部孝昌です。
装い新たに、こちらでまた色々なことを書かせていただこうかと思っております。

 

初めましての方用にですが、ぷよぷよテトリスをやっているパズルゲーマーです。

公式大会で優勝したり、PVに出たりしています。詳しくはググってね。

 

つい先日、Tomやselvaと飲む機会があったのですが、
二人で口を揃えて「おめーのブログは何が言いたいんだかわかりにくいんだよボケ」
と言われたので、泣きながら一人で帰ってきました。
飲み会代の3000円はまだ払っていません。

 

いや待ってほしいんですよ。
元々前ブログの『惰性成すまま』は最初から僕のただのメモ帳みたいなもんですもん。
当時認知度も大したことないクソガキが作ったブログをおっさんになってサルベージしてきただけなんすよ?
6年越しに復活させた当初も「見る人だけ見りゃいーか」ってスタンスで書いてましたからね。

 

ただ、最近になってようやく
・自分の知見を参考にする人が少なからずいること
・自分が何かしらを発信しようとしたとき、Twitterでは冗長になってしまう場面があること
・界隈内に安定して情報発信を行う上級者ポジションの人間が少ないこと
という事情に気付き始めました。

そんなら黒歴史ノートはさっさと処分して
新しい発信用コンテンツを立ち上げちゃえ、ってなるのは当然ですよね。

 

要するに今回はみんなに見てもらう用のブログです。
よろしくおねがいします。

 

 

そう、だからこそ記念すべき第1回のテーマは”発信”。

 

 

ここ最近では、ホームランボールキャッチャーの少年の例を見ても分かるように、
この国やネット社会において、出る杭を叩く文化というのは非常に根強いです。

 

発信する、人前に出るという行為は、自らその槍玉にあがる行為とも言えます。
僕が第2回日韓戦で初めて顔出し進行していた頃なんかは、
「liveの顔が生理的に受け付けない」なんて書かれてるのを見ながらやってましたからね。いじめか?

 

まさしく、冒頭の「雄弁は銀」という言葉通りです。

 

その点、今のぷよぷよ上級者達や、前に立つ人たちは非常に賢いです。
SNSやなんかでも、不必要な情報は本当に極力表に出さない。
公人としての立ち回り方ができる人が増えたと思います。

 

まさしく、「沈黙は金」というわけですね。

 

僕のことをご存じな方はわかると思いますが、かなりのTwitter廃人です。
わりかし余計なことも多く言ってしまう方で、典型的な「雄弁は銀」タイプだと思います。

 

ただ、以前僕は例えるなら「銅以下」だった時期が存在します。
自分に自信が持てなくて、意見を何も出すことができなかった時期です。
そういった僕に自信を与えてくれたものは、他でもない”ぷよぷよの実力”でした。

それを拠り所にして、実況解説をしたり、配信をしたり、歌ってみたり、顔出しをしたり
「銀」を目指すために様々なことに挑戦して変な目で見られることになります。

結果何年にも渡って敵も増やしましたが、賛同してくれる人達にも多く巡り合いました。
自分を見つめ直すきっかけにも数多く恵まれました。
自分が自分のためにと思ってやったことなので、全く後悔はしていません。

 

 

もし自分に未熟な自覚があったり、自信が持てない部分があるのなら
どんどん動いて前に出て、言葉を出して、まず「銀」を目指すべきでしょう。
おそらく、人と衝突したり、敵が増えたりすることもあると思います。

その上でどうやって人と折り合いをつけるのか、
何が問題で次はどうすれば上手くいくのかという試行錯誤を重ねることは、
今後、間違いなくあなたのためになります。

だから、僕は何かにトライしようとしている人間がすごく好きです。
トライして自分を振り返ることのできる人間は、もっと好きです。

 

 

そろそろ円熟してきた年頃ですし、「金」もいい加減目指したいな~と思っちゃいるのですが、
どうにも、周りの「金」があまりにも喋り出さないようなので、
まさか金メッキの銅像かなんかじゃないですよね?ってちょっと疑ったりもして。

 

でも最近だと、あれはすごく面白かったですよね。
Twitterでの、Kuroroさんのぷよぷよの歴史語り

ああいう風に、物事に真剣に取り組んできた人の思いのこもった発信って、
大体めちゃくちゃ面白いんですよね。
僕は、「金」の人達がもっとそういう発信をしてくれたらいいな、と密かに思ってます。

 

そういうわけで、まだしばらくは「銀」らしく発信し続ける羽目になりそうです。
お付き合いの程、今後ともどうぞよろしくお願いします。