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チームプレー精神とe-Sports

 

りべです。

 

 


今年のサッカーW杯、日本がかなり善戦しているようで何よりです。
元々スポーツ観戦はそんなにしない方なんですけど、e-Sportsに携わる中で先輩格とも言える競技をリサーチしない手がないじゃん?ということで色々動向を追ってはいます。
市場というか、圧倒的に観戦母数が多い分、選手に対する称賛もバッシングもものすごい極端だなというのが素直な感想ですね。

 

 

 

で、最近こんなサッカー界の格言を知ったんですよ。
「サッカーは子どもを大人にし、大人を紳士にする」
これって、サッカーに2種類の要素があるからこそ言える言葉だと思うんですよね。

 

 

 

1.富や名誉といった明確なサクセスストーリーがある(子供に夢を与えられる)
2.個人ではなくチームで物事に取り組む必要がある(社会性を身に付ける必要がある)
要するに、『夢』で強い動機付けをして、『社会性』で人格の養成を行う。それによって紳士が生まれるというわけですね。

 

 

 

 

では、e-Sportsにおいてはどうなのでしょうか。
1つ目については、高額賞金や社会的認知度の向上により、『夢』を与える要素をようやく満たし始めているかな、といった様相です。
2つ目についてが、タイトルによってかなりバラつきがあるイメージです。

 

 

 

昨今のe-Sports業界で発展しているタイトルには必ずと言っていいほどチーム要素があります。
元からチーム戦競技であるMOBAやFPSは言うまでもなく、
完全個人競技であるDCGだってチームを組んで情報共有や研究をしているんですよ。
そうやって拙いながらも、プレイヤー各々が社会性を身に付けて、ときには痛い目を見ながら前に進もうとしているわけです。

 

 

 

さて、ぷよぷよというe-Sportsにチーム要素があるでしょうか。


はい。正直今のところ、何もないです。
これで、公式やRedbullが2on2の試合を推す意味合いが何となく分かってきましたか?

 

 

 

 

・気付くのはプレイヤーよりもオブザーバー


このように、夢だけをただ与えている社会的無法地帯って、結構ヤバいんですよ。
夢を達成するためなら何をしてもいいという人が現れるからです。
実際のところ、統括を試みているタイトルだって、プレイヤーのキナ臭い不祥事を色々と耳にしたことがあるはずです。

 

 

 

でも、一プレイヤーとして専念してきた生粋のゲーマーって、どうしてもなかなかこの危うさに気付けない。
社会的経験が足りなさすぎるからです。
一つの物事に没頭してきた分だけ、その物事を通してしか周りを見ることができない。視野が狭いんですね。

 

 

 

紳士的ではないプレイヤーがはびこる原因は大体こういうことです。
別界隈で社会性を学んでくるプレイヤーも多くいますが、その活かし方がよくわかってない人もまた存在します。
個人単位で対策をするならば、一プレイヤーから一旦離れて、オブザーバー(傍観者)視点に立つ、くらいしか思い当たりません。

 

 

 

あめみやくんがプレイヤーとして正しい精神を持っているのはきっと将棋やサッカーの経験則でしょうし、
僕がこういうことに気付いたのはぷよクエでトップランクのギルマスを試行錯誤してやってきた経験則です。
ただ本当はやっぱり、タイトル内で完結して社会性を学べる仕組みが存在しなければならないのです。

 

 

 

ぷよぷよにおいてはどうすればいいんでしょうね。ゲーミングチーム、立ち上げるしかないんですかね。うーん。
何かいいアイデアがあれば教えてください。

 

 

 

それじゃあまた。