冷静な激情家

 

 

昨日、「3日連続更新だ!イエーイ!」的な記事を書いていたんですが、深呼吸した結果ボツにしました。

なんでかっていうと、今の職場に対する不満を赤裸々に書きすぎていたせい。

書こうと思った原動力が鬱屈した感情なのであれよあれよという間に筆は進んだのですが、

これを今の状況でネットの海に載せること、リスクしかなくねえか?と一先ず冷静になったのです。

 

 

 

 

私はムカついたらムカついたことを、表現の仕方こそ色々あれど何らかの形にしちゃうタイプなので

正直短気だなぁと自覚してるところがあります。

根本の性格こそそう容易に変わるものじゃありませんけど、実際の行動自体はプロセスを噛ませれば改善できます。

 

 

 

 

つい先日も、知人から「最近お前やってることめちゃくちゃじゃない?頭大丈夫?」的なことをシリアスに言われたもんで、

(あぁ!?喧嘩売ってんのかオメー!!)ってな感じで一瞬で頭に血が上ってしまい、脊髄カウンターリプを飛ばしそうになりました。

が、ここで一旦冷静になって、相手の思考をトレースするプロセスを挟んでみます。

 

 

 

(彼はいい加減なことを言うような人ではないはずだ。)

(彼はどういうつもりで私にそういう提言をしたのだろう。)

(彼から見た私の行動はどう映っているだろう。)

というようなことを一つ一つ想像してみる。

 

 

 

 

そうすると、

(ああ、言い方はあれど、彼は私を心配してくれているんだ)

と、目の前が曇って見えていなかったことが再認識できます。

 

 

そのおかげで、

「私はこういう風に考えているけど、確かにそういう部分は改めるべきかもしれない。心配してくれてありがとう。」

という返答をすることができる。

 

 

 

 

想定していた自律に反するだとか、衆目の面前で恥をかかされるだとか、そういうメンツに行動を全て支配されるのは愚行なんです。

大事なのは自身のつまらないメンツではなく、自省するチャンスをもらったときにいかに意見を反芻できるかということだと思います。

感情はエネルギーの源ですが、感情をコントロールできる冷静な激情家でありましょう。

 

 

 

 

でもマジ弊社腹立つわ。爆発しねえかな。