りべです。
結構前に、某プロゲーマーが「何故非難を浴びながらも配信してると思いますか?仕事だからですよ」みたいなことを書いてるのをちらっと見かけてしまって。
「いやいや!おまえちょいまてや!ええ~~??」って一人でツッコミ衝動に駆られていたんですがギリギリ抑えました。
まあまあまあ僕も批難したいわけじゃなくて、その気持ちはわからんでもないんですよ。
チームやら団体に属していると配信ノルマがあるだとかそういう話も聞いたことはあるし、
人間だから気分が乗らないときだって当然あるわけなんですよ。当然「仕事」としてやるなら、それでもやらなきゃいけない。
とはいえ、自分が楽しめないときに配信して、露骨に楽しくなさそうな姿を周りに見せることは一体誰のためになるんですか?
何のための仕事になるんですか?と思うんですよね。
ましてや、それを公言しちゃうようじゃ折角「仕事」としてやってきている意味すら崩壊でしょう。そこは一貫するべき。
ま、そういうところに関しては、心当たりがある人がこっそり直せばいいだけの話です。
以前の記事でも言った通り、『最初から素晴らしい人はいない』のですから。変にハードルを上げちゃいけない。
ゲーマーは特に。でも、人に見られている立場ならば意識しなきゃいけないと思いますね。
・僕は「遊び」を組み合わせる「仕事」をしている
さて、初っ端から湿っぽい話にはなってしまいましたが。
僕の場合はプロになってから楽しい配信をするように心がけてます。
今のところ、所属先があるわけでもなく特別義務もないため、喋る気が乗らないときは配信しない程度で済ませてはいます。
言うなれば、完全に「遊び」の感覚です。
これが「仕事」になった場合どうでしょうか?
一定量の価値を発生させる義務が生じるので、嫌なこともやらなければいけない、という感覚になるでしょうか。
そもそもなんで嫌だったり苦手なことをやっているんでしょうか。
仕事の種類によって、苦じゃない人に任せてしまえばいいのではないでしょうか?
仕事は当然一人でやるものではありません。
価値を発生させればオッケーなのですから、分担して得意なことをやるなり、複数人で持ち回るなり、色々な解決方法が考えられませんか?
(個人契約だから無理だよ~というのは契約を受ける時点で考えが至ってなかったと捉えるべきです。僕は自分に不向きな仕事は周囲に回します)
そういう意図を持って、僕はよくプロメンバーに対して「何ができる?何がやりたい?」というのを重点的に聞くようにしてます。
個々のパフォーマンスを最大限に発揮できる環境を作る。それで全体が楽しく、より楽に仕事ができる。
仮に誰にも適性がない仕事があった場合は、まず僕がやってみたり調べてみたりして、それをどうすれば楽しんでできるかの方策を考える。
こういったマネジメントこそが、僕の得意分野であり、「遊び」であり、そのうち「仕事」になるのでしょう。
みんなの「遊び」を組み立てる仕事。おもしろいですよ。
・プロゲーマー三原則
というわけで僕が個人的に掲げている三原則です。今考えました。
◆楽しんでやること
◆誠実であること
◆繋がりをたくさん持つこと
◆楽しんでやること
何をやっても楽しそうじゃない人のもとに人は集まりません。
◆誠実であること
やっていることに対して信用が置けない人に仕事は与えられません。
◆繋がりをたくさん持つこと
人と関わりを持っていない人にこなせる仕事は数多くありません。
あなたが「遊び」をそのうち「仕事」にする気があるのなら、これらはきっと意識しておいて損はないでしょう。
真面目な話プロゲーマーになってから人生楽しくて仕方ねえんだよな。人との交流の幅めっちゃ広がったし、企画バンバン考えて行動したらその分評価もされるし面白すぎる。
— live(りべ) (@livedesu) 2018年7月23日
こういうところに自分の発言載せるの自作自演感すごいな。
なんかこれじゃ締まらないので、最後は遊びの伝道師、タモリさんの名言で締めましょう。
“真剣にやれよ!仕事じゃねえんだぞ!”
じゃあまた。