ファイナルズまでに準備してたこと、思考、反省点のメモ

準備&思考

・234横3フキゲンを研究してた理由
アグロ2ダブフィジカル戦法の対処案のひとつとして
→アグロ2ダブフィジカル戦法とは、GTRの構造的弱点である土台の崩しづらさを突く土台完成後即2ダブの押し付け戦法のこと
あとは連鎖尾後回し技術の向上とか連結土台、マルチ土台への可能性の研究とか
そもそもあまり有効な手段ではなかったのと、自陣の練度をある程度高めないとくだらない理由で本数を落としてしまうため今回は採用見送り
練習はまたします

・飽和を突き詰めていた理由
決勝仮想敵であるともくんやdeltaの火力に押し勝てないとそもそも駆け引きの段階に入れないため
飽和に逃げれば勝てるという相手の逃げ先を封じないと、戦略的な支柱ができてしまうので崩れにくくなる
飽和に逃げさせない戦い方でしか立ち回れないと比較的簡単に相手に行動を読まれる(ファイナルズ決勝のTomともくんがわかりやすい)

・TA→スコアアタック→実戦ツモとこぷよの順序でのスキルアップ
TAは実戦向きの中盤終盤手順と少しかけ離れているのと、14段目を使わない立ち回りが身体に染みついてしまうので本番から少し離れた期間で行う
スコアアタックは1面で配色配分や連鎖尾後回し技術がかなり磨かれるのと、高い判断速度や凝視精度も求められるので実は結構実戦に役立つスキルが多い
あとは最上部での幽霊発火判断も向上する
そこから最終的に実戦ツモでのとこぷよで整える
単純飽和だけじゃなくて仮想敵に対する組み方をもう少し意識して行えるとベストだった

 

反省点

・大会全体を通しての課題
焦りから待たなきゃいけないシーンで待つことができなくなったり、悪手を固定してしまう
戦略の揺さぶりに対しての耐久力の低さ

・大事な要素
メンタルの持っていき方
→ピリピリするとダメなので本番はもうちょっと穏やかになります
勝たなきゃいけない試合を落とさない力
→ともくんがめちゃくちゃ高い能力 自分も後半戦に関してはえらかった
戦術レベルのミス
→確定盤面に対して選んだ瞬間ほぼ負けになるミス 本番でほぼ0にしたいけどやっぱり発生してる
戦略レベルのミス
→相手が取ってきそうな戦い方に対する戦型の選択ミス ここで結構大きく本数を落としがち


・せたなぎ戦
飽和本線がもともと得意なタイプだけど、早めの仕掛けや速攻も混ぜてくるので対処が難しかった
素の構築スピードがめちゃくちゃ早いので置いていかれないようにちぎり少なめで構築したらこちらの本線効率が微妙になってしまった
緩急をきちんとつけて待つべきシーンで待っていたのがえらくて、このタイミングなら混乱してくれるだろう読みの本線があまり通じなかった

・しよた戦
アグロ2ダブフィジカル戦法に毒されてしまった一人
その早仕掛け絶対狩るマンとして手順を変えざるを得なかったけど、そうすると数試合できちんと飽和スタイルに変えてくるのがえらかった
なので戦略レベルでのジャンケンになりやすい相手
実際に4-1→4-7→8-7→8-10とかのターン制バトルになって負けた

・タイタン戦
圧力をあまりかけてこないかわりに、4~5連対応か7~8万の飽和本線かの択をきちんと押し付けてくるタイプ
最初無限に2ダブで突っ込んで不利になってたんだけど、フィジカルゴリ押ししてたらなんか勝てた
Bブロック内だと本線を比較的自由に組める相手だったのが大きいかもしれない

・Tom戦
一番面白かった試合 アグロ2ダブフィジカル教開祖
お互いの手の内は完全にわかっているので、自分視点では相手の得意戦術をいかに封じるかとそれに寄った構築手順にすることで自分がいかに崩れないようにするかを常に意識してた
早い2ダブ絶対狩るマン手順で何本か簡単に取れたのは大きかったし、その事実によって相手にどう立ち回るか考えさせられた点は非常に良かった
最後の試合はぷよぷよeスポーツを信じたおかげで勝てた 録画あがるなら必見

・くまちょむ戦
勝ちへの最短経路のぷよ
ブロック&ジョイントで効率良く組んでいくGTRに対して、新くま積みは連結多めの流線形合体フォルムでとにかくちぎりを減らしてスピードを取っていく土台構築
とにかくスピードで遅れないことが最重要で、あとは自由にさせずにこちらから細かい圧をかけていくのが効く 効率を犠牲にしているので対応しきっていくにはどこかで手詰まりが発生する
結局のところ、いかに主導権を握るかの戦い

せたなぎ、しよた→戦略可変タイプ
タイタン、Tom、くまちょむ→戦略固定タイプ
→要するに人読みと対策で勝っている部分が強いので、もっと素の盤面に対しての判断力を高めないといけない
→いろんな人と対戦しよう
→そうだ プロ選抜に出る人たちを破壊して鍛えよう Win-Win


プロ選抜に出る方々
僕に破壊されてください
(現状hover、ちゃるめらー予約済み)
(のらすけもきました)

以上

腰がめっちゃ痛い

りべです。

 

 

腰がめ〜〜〜っちゃ痛い!!

 

片道2時間の路程を経て、仕事を終え今横になりながらこの文章を書いてます。

伸ばしたら痛むほうなので、多分ヘルニアとかじゃなくて純粋に筋力が足りていない気がする。先週コロナに罹患して1週間引きこもり生活をして以来、ろくに運動もしていなかったので身体機能の維持ができなくなってしまったようです。俺は自重で崩壊する哀れなロボット。ギギギ……

 

以前にも一回猛烈な腰の痛みを覚えたことがあって、無理やり散歩することにより治した記憶があります。移動速度が60%くらいに落ちる上に痛みを伴うので本当にコスパが悪い。よくないよ〜〜

30代の人間が健康を志すのって、やっぱりこういった実害をもってして気持ちを入れ替えるケースが多いんですかね。ちょっと最低限ストレッチやらプランクやらできることをすべきかも。

 

期せずして、2月のチャンピオンシップは予選落ちにより選手としては出れなくなってしまったので、様々な部分の見つめ直しの時期ではあるんですよね。

最強リーグが9月で終わって抜け殻なのと、スプラトゥーン3に時間を吸収されているのが相まった結果なのかはわかりませんが、実力に関しては最上位に水をあけられてしまった部分があるかもしれません。

 

なんにせよ、人間としての生活が取り戻せないことには始まらないよな〜……

おそらく生活面が改善できない点に関しては、将来自分が幸せに生きているビジョンが見えないからなんですよね。生きる目的が以前は最強リーグだったんですが、なくなっちゃって今はなんとなーく生きてるだけ。そりゃ環境も身体も劣化するわけだ。

 

生きるための軸と社会的なつながりをもって、ようやく人は一人前に生きていけるのでしょう、

 

 

そもそも自分が痩せてた時期っていつだったかな……と思い返してみると

 

・専門学校とバイトを両立させてクタクタになっていた時期(19歳・70kg?)

・仕事を辞め金も希望もなく飯を食っていなかった時期(21歳・67kg)

・フリーターで週5の立ち仕事をしていた時期(23歳・72kg)

・働き始め急に自身の行く末を案じ恋愛がしたくなった時期(25歳・72kg)

 

意外と若い頃ずっと痩せてないか?

合間合間に10kgくらい急増してるのがよくなさそう。

 

 

というのを振り返ったりしてると、自分は思い込みが下手なぶん、思い込んだときのパワーがあるタイプな気がします。

なんですぐに「これ!!」みたいに生きる目的ができるとは思いませんが、皆さんとのつながりこと社会性をもって、またなにか見つけらるといいですね。

近々、色々話しかけたり誘ったりしてくれるとありがたいです。喜びます。

 

体型や体調改善については、うまいこと何らかの形で共有できればいいかな。noteでもつけるか?

死ぬんじゃねえぞ お互いにな〜〜!

 

 

現状報告でした。

それではまた。

 

年末のご挨拶

りべです。

 

今年一年皆様ありがとうございました。

 

私個人として今年あったことを振り返ってみると

・チャンピオンシップ優勝

・最強リーグ2部リーグ出場

・Redbull5G西代表

・夏菜のWAZAARI出演

・獣道解説

あたりが大きな出来事だったでしょうか。

 

 

最近発信が少なかったのは、今年のテーマとして「背中を見せる」年にしようというのがあったのと、単純に最近書きたいと思うことが少ないためです。

 

昨年までは自身の地位、役割、ポジションみたいなものを守ることが精神安定のための拠り所になってしまいつつ、実力不相応なことに手を出し過ぎて揺らいでいた部分がありました。ブログで偉そうに講釈を垂れる「ご意見番」的ポジションはその一助としてのものだったのでしょう。

なので一度そういうのをかなぐり捨てて、一から選手活動に注力することで自らの地盤を再構築しようという意図があったわけです。

 

これは昨年の全国eスポーツ選手権優勝の時から考えてはじめていたことではあり、それが形になったのは今年の6月でのチャンピオンシップ優勝のときでした。

努力らしい努力をようやく始めて、きちんと実力という面で周囲に認めさせたのがこの日だったように思います。

 

そうやって培った自信が安心感につながったのか、自界隈内でも肩肘張らずに自然体でいることが増えました。気を張っているときの僕は周りにとっつきづらいイメージを与えていたように自覚していましたが、今年は刺々しい部分がだいぶ和らいだのではないでしょうか。(何やらともりべという概念も生まれました)

 

 

ぷよぷよのために、eスポーツのために……みたいに外部に自身の存在意義を求めなくなって、そのとき自らがやりたいことに注力できるようになりました。

それらの存在意義を100%全て捨ててきたわけではないですが、身に余る重すぎる荷物はもっと分担して背負ってもらうということを覚えられた年だったのかなと思っています。

 

獣道の解説はその象徴的な出来事だったかもしれません。

ややこしい大義を捨てて、己のプライドのみに帰結する戦いの場というものに関わらせていただいたのは僕個人としてとても嬉しかったですし、きちんとその目的に則した仕事ができたせいかお褒めの言葉をたくさんいただけて何よりでした。ありがとうございます。

 

 

少し話が脱線しますが…

テトリス3強の経緯は傍から眺めていた立場でしかないのですが、2年前のkazu、ふれあが鬱屈していくような状況はすごくもどかしく感じていました。あめみやに勝ったのに公に認められている実感がないというのは、やはり当人たちとしても悲しく感じる部分があったのでしょう。

でもあめみや側の気持ちもすごく理解できて、対戦テトリス界隈の対外的な知名度において自分一人が切り盛りしているという現状、とにかく実力で追い抜かれたことを認めたくないプライド、様々な葛藤があったことは想像に難くありません。

 

それを獣道という大舞台で白黒はっきりさせたことで、彼らのもやもやした感情は一気に晴れたように見えたんですよね。

翌日に3人で通話して獣道の振り返り研究をする配信から、そういった部分への氷解が見られたのが本当に今回の一番の収穫かなと思っています。

やっぱり「ゲーマーの成長」を見ることが僕が一番求めていることなのでしょう。

 

 

対戦テトリス界隈は粒揃いの強豪が10代ばかりで、さらに後進が物凄い勢いで猛追している世界でもあります。海外にも長年続くコミュニティがあり、国内の最上位を凌駕するほどのさらなる若手強豪がいるということで、今後追ってみると間違いなく面白くなっていくことでしょう。

大きなことをするためには、どんどん大人たちに相談してみてください。

 

もしオフの場が必要とかであれば、上野BPTに来てくれればPS4も貸しますよ。

大会は…プラットフォームはぷよテト2だけど、しばらくはくらうどくんの大会が安定して開かれてると思うので。毎月僕も実況解説してます。

 

 

 

結局人の足跡を見て感情が動くのは、全て自分の歩みに重ねてしまうからだなと。

たくさんアホなことやって、失敗もしてきたけど、自分もゲームやっててよかったなと思えるから共感してしまう。

 

………

 

今年は本当に、まだ自分の成長を期待してもいいんだと思えるようになった一年でした。自分への諦め、後進へのバトン渡し、生きる拠り所を守るための自己保身ばかりを考えていた自分にとって、その心境の変化が今年最も良かったことだと心から思えます。

なので来年はもう少し自分を育てられるように、努力していけるように動いていければいいなと考えてます。

 

 

2022年もどうぞよろしくお願いいたします。