りべです。
上野Buzz esportsで行っている火曜定例対戦会、通称上野BPTも昨日で第24回を迎えました。回数にあんまり意味はないですが、大体4ヵ月くらい回した感じですね。
特別イベントでもなんでもない対戦会で、昨日は初の来場者50人越えを記録しました。皆さんいつもありがとうございます。
常連の方たちが拡散や宣伝に協力的なのもあり、ハッシュタグ「#上野BPT」が有用な検索ツールとなっております。新しく対戦会に興味を持っている方は、とりあえずタグを入れて呟いておけば少なくとも僕は確認します。
「第23回 #上野BPT」 開催日時: 2019/09/10 17:00 https://t.co/EkZnw4Sfyu [https://t.co/EkZnw4Sfyu] #ぷよぷよキャンプ こっそりお邪魔します😎
— わっふる (@faflew) September 10, 2019
行きます!初なので緊張する#上野BPT
— ふじもん (@fujimon3D) September 10, 2019
こんな感じ。一言あると僕も(ああこの方来るの初なんだ喋ってみよ)とか思ったり思わなかったりするので呟き得です。
#上野BPT のここがすごい!
— ごぐたん☆ (@Goagle) September 10, 2019
・PS4がめっちゃある
・Switchとか自由に繋げるモニターも無限にある
・居間みたいな謎スペースもある
・自販機もある
・1500円(学生1000円)で最大6時間も遊べる
・オフラインでやるぷよぷよがとにかく楽しい
ゲーセンフリプ対戦会の上位互換でした!!
第23回 #上野BPT 終わり!
— puyo sato (@puyo_sato) September 10, 2019
・今日の参加者50人超えてたっぽい!賑やか!華やか!
・今日もだまこめさんと対戦!練習してたから有利には戦えてたけど、鋭い攻撃が上手い!さすが #WPL のぷよぷよ部門ディレクター!
知ってる人が増えるとその人達とたくさん絡んで、新しい人と話さないの良くないなあ😥
所感や内容をまとめてくれる方の口コミによって上野BPTは成り立っております。控えめに言って神。
昨日の #上野BPT の女子会写真💓
— ムナ (@muna0317) September 11, 2019
普段の対戦会で女の子集まれること滅多にないから幸せの1枚。 pic.twitter.com/nGy4ksKJzK
昨日は女性多かったねー。女子会対戦集団に急に巻き込まれて大人げなく無双してました。毎週来てください。
今日 #上野BPT 行ったら #りべ さんが梅干しくれた!こないだ国体予選優勝して副賞に梅干し1年分もらったんだって!すごいよね!!幻の梅だって!!これ食べたらぷよぷよ強くなれるかなぁ?
— わいる (@Weyl_puyo) September 10, 2019
そんな憧れの #りべ さんがいる #上野BPT はプレイ環境もやっぱり最高!みんなもぜひ来よう!待ってるぜ! pic.twitter.com/nto27eQHap
僕をハッシュタグにして検索する人がいるのかどうかは謎ですが、上野BPTのハッシュタグは検索ツールとして機能しています。つまり広告を出す価値が幾分かはあるということです。
先日は僕が国体埼玉予選で優勝した時にいただいた副賞、岡畑農園さんの『幻の梅』を上野BPT内でお裾分けしたんですが、渡した参加者がこうやって呟いてくれるのでなかなか広がりが良いです。企業さんはとりあえず僕に何らかのアイテムを1年分渡しておけば、勝手に分け与えて口コミが広がるのでお得。なので何かください。
そういえばdeltaってチョコビッツ1年分もらってなかったっけ?
上野BPTの本来のコンセプトってなんなのよ?
一応上野BPTの案内ページには起案時のままの挨拶文を掲示してあるのですが、僕がどういう意図で上野BPTの主催をやっているのかもう少し掘り下げてみたいと思います。
1.原体験としての機能
僕が一番重視してるのはこれです。
オフラインで同じ趣味の人間同士が会って対戦する、っていうのは当人たちにとって結構なカルチャーショックを与えるもので、オンライン対戦環境が充実した現在であっても足を運びたくなるような不思議な魅力を備えています。友達とゲームするのは楽しいんだ。
上野BPTが大会ではなく対戦会なのは、とにかく参加の敷居が低いから。絶対にエントリーをして、何時までに会場に来て、決まった人間と対戦をする……みたいな細かいことすら、我々ゲーマーという人種は結構めんどくさがるんです。彼らに広くきっかけを与えるためには、原則自由でなければならない。
いつ来ても、いつ帰ってもいい。飯も自由に食いに行け。好きなゲームを自分でやれ。という徹頭徹尾なフリーダムさは、個々の考える力を養います。コミュニケーション能力を培います。日常の些細なことが、どうすれば面白いか。そのためにはどうするか。の繰り返しです。
そういった環境で育った人間たちこそがコミュニティの原石なんですね。ゲームタイトルに思い入れを持ったり、企画を立ち上げるようになったりする。
初めてイベントに行ってまだ3カ月と言うのが信じられないくらい、知り合った人との交流やイベントが必要不可欠なものになってます…
— おもち🍡 (@mochigamelove) September 7, 2019
本当に色々な素晴らしい経験ができました。
今までの人生で一番大切な3カ月間です!
成果ってわけじゃないですけど、僕の理想とするものを一番鋭敏に感じてくれてるのはおそらくおもちさんなんだろうなと。
結局それぞれが、「まあまあ面白かったしたまには行くかw」とか、「めっちゃ参加してよかった!毎週通うわ!」とか、「やべえもうぷよぷよに人生捧げるわ」みたいに、濃度は個人差あれどなんらかの経験を得てくれればそれでいいと思うんですよね。
2.対戦環境としての機能
僕が二番目に重視してるのはこれです。
ぷよぷよeスポーツは他のeスポーツタイトルに比べて練習用オフライン対戦環境が圧倒的に少ないタイトルだと思っています。なのに環境構築を誰も先立ってやろうとしない。
selvaとdeltaが「オフラインで練習できる環境ほしいよね~」って言ってたのに合わせて、(え、それPS4買えばできるじゃん?)って思って突発的に始めたのが上野BPTの興りです。なので最初はガチめのプレイヤーが練習できるテイストを濃いめにしていたと。
ただ上野BPT自体が徐々に好評を博してきたおかげで、実力のレベル帯も幅広い交流会のテイストが強くなってきました。なので今では火曜の定例会自体での練習は二の次になりがちです。最近だともう僕もdeltaも対戦より仕事をしていることが多い。コワーキングスペースバズイー。
そのおかげで、ガチりたい人間たちの練習会みたいな場をどう提供しようかな~ってのはまだ悩みの種です。というかぷよぷよにおいて『オフに足を運んででも上達のために練習したい層』がどれくらいいるかがまず問題。
本日は@RushGamingJP のRush Baseにお邪魔してます!CoDとぷよぷよのプロの交流!
— live/りべ (@livedesu) August 12, 2019
うららさん(@ularatter)お誘いいただきありがとうございます! pic.twitter.com/gDBRxSf97J
なので、縁故ある””強い””ゲーミングチームにお邪魔して練習できたりします?みたいな交渉とかを時折やったりはしてます。RushBase行ったときも交流会のほうが有意義ではありましたが。
やっぱりぷよぷよ部門を持つ有力ゲーミングチームが現れて、選手を数人抱えたりしないことには始まらないのかな~。でもチームが目指す舞台が全然ねえ。賞金1000万くらいは出る舞台がないとな~。
3.催事場としての機能
上野BPTというIPがほんのり力を持ち始めているので、名前を使って何かイベントとかはできるかもね~とは考えてます。ただ先述したように、ゲーマーは縛られることを極端に嫌います。
金爆・歌広場淳、制作側から感じる「eスポーツ」捉え方の変化【TGS2019】 https://t.co/DtupNLpXHr #日経クロストレンド
— live/りべ (@livedesu) September 10, 2019
面白い。
ゲームが仕事になって楽しくなくなる感覚こそが、ゲーマーとeスポーツの間の妙な隔たりなのかなーと思ってる
『ゲームの「自由さ」が好きだった』と、歌広場さんは仰っています。そうです。ゲーマーってそういうもんなんです。好きな時に好きなゲームをやりたいし、飽きたらすぐやめたい。どうしようもないくらいワガママなんです。
だから自由にやってた火曜日に突然「イベントをやります!参加してください!」になるのは、参加者側からムムッとなりそうだし、ちょっと意味合いも違ってくると思うんですね。
だからやるなら別日に立てるほうがいいのかな~。何をやるとも決まってないですけど。エンタメ性強めの大会のほうがいいかな、とかdeltaと相談はしてます。
結論
こういう思想のもとに成り立っているので、上野BPT自体が対戦会である体は基本崩さないだろうなと思ってます。
おそらくは今後も、ぷよぷよコミュニティの入り口としての役割を果たし続けるのでしょう。だからコミュニティ内部の人間はもちろん、eスポーツ参画企業の方々や、スポンサーを検討している企業の方々、別タイトルで興味があるよ~程度の方でも大歓迎ですし、大体主催のどちらかがいるのでご相談にも応じられます。(アポが必要な場合は事前にこっそり一報くださると幸いです。)
ゲームを楽しみたい方も、お仕事になりそうな話も、等しくお待ちしております。
ではまた。