りべです。
最近すげーバタバタしているので簡潔に書いていきます。
目次(3193字)
“いいすぽ!”が最高だった
20日のフジテレビONE「いいすぽ!」生放送。ご視聴ありがとうございました。
何が最高かって決勝。“あめみや vs ともくん”。ここまでの撮れ高の試合は今まで見たことがなかった。
スワップの駆け引きがわかるぺぺぺマンと一緒に会場の誰よりも騒いでいました。
“Tom Festival”が最高だった
ぷよテト今までありがとう連戦!日曜18時delta、20時くらうど、22時マッキーと各50先します!ぷよテト最強クラスの3人との対戦楽しみすぎる😄
— Tom (@tom_nadja) 2018年10月17日
21日のTomぷよテトありがとう50先3連戦。便宜上勝手に名前を付けました。
奴はやっぱりね、期待を裏切らない。しっかり仕上げてくる。
特に“Tom vs マッキー”。Thomsonによる実況配信は最高2300人もの同接。
これが、"esports"なんだよな pic.twitter.com/o2MrQGucog
— live(りべ)@10/24プロ生放送 (@livedesu) 2018年10月21日
一人でesportsをしていました。指火傷した。
何が人に『最高』だと感じさせるのか?
最近、LoLの世界大会で日本のチームのDFMが勝ったという報せを聞いたんですよ。
esportsとして市場規模が違いすぎますし、僕の周りはLoLを知ってる人が結構多いのでまさに最高のお祭り騒ぎだったんですが、無知な僕ビジョンだと「それってそんなにすごいん?」でしかなくて。
周りから何がどうすごいかを説明されるんですが、やっぱり僕ビジョンだと「なるほどね~」止まりなんですよね。
個人的に僕、えびさんをTwitterでフォローはしてたんですが、事が起こってから「え、DFMの人だったんだ!!」ってなりましたし。
※DFMの方々、引き合いに出してしまいましたが、完全に僕が無知なのが悪いだけです。大変申し訳ありません。
それに比べて、先程挙げた対戦カード達はどうして僕を熱狂させたのだろう?と俯瞰的に考えるわけです。
答えは明白でした。
あめみやたいようが神の名を背負いながら毎日のように配信しているのを知っていたから。
ともくんが凄まじい勢いでテトリスの実力をつけていく努力や過程を見ていたから。
Tomが2016年にぷよテト最強の名を得るまでの経緯を最も間近で目の当たりにしていたから。
マッキーくんが最強格に名を連ねて以来、ずっとTomを倒したがっていたのを覚えていたから。
もう理解できますよね。
いくら価値ある感動的な出来事でも、人や背景が認知されていなければ全く心には響かないのだな、と。
競技は、実力と、人と、背景が全て揃わないと、観客に本当の価値が伝えられないんですよ。
感情を共有したいなら肉付けをしろ
卓球の福原愛選手が先日引退を表明しましたね。
僕すっごいショックだったんですよこれ。彼女とは同世代なのと、5歳の頃からテレビに出ているのを見てたのが大きいと思ってて。
それ以降も延々とドキュメンタリーで見かけたりして、一緒に育ったような感覚さえあるほどに「知っている」からなんでしょうね。
選手としての「福原愛」という骨子の上に、長年の情報が累積していって人間としての「福原愛」を知ってしまったから。
会ったことも、喋ったこともないのに、なぜか感情が動いてしまう。
それと似通った部分で、ひとつ気になっていたことがあって。
ぷよぷよクロニクル最強のまはーらさんが有名になって以来、すごくツイートが事務的になってしまって心苦しかったんですよ。
きっと持て囃されすぎてしまったからかなあ、紹介記事書いて神格化しちゃった僕にも責任の一端があるのかなあとか思っちゃって。
彼が自分の好きなもののツイートしてるのを見かけたり、たまーにいいねつけてくれたりすると、なんかちょっとほっとするんですよね。
僕は、ぷよぷよ星人としてのまはーらだけではなく、人間としてのまはーらを知りたい。
掛け値なしに最高峰のプレイに、感情を乗せて応援したい。
人は、競技の実力という骨子だけじゃなく、人間性という肉付けによって、初めて共感できるようになるのかなと思っています。
仮に自分のプレイで人を感動させたいのなら、もっとどんどん自分を知ってもらうべきです。
プロは自分を語れ!ぷよぷよ”覇王”live選手の雑談配信を見て思うこと|現八 @TatAr1_|note(ノート) https://t.co/wEhpnWMv1r
— 現八(gen8tatari) (@TatAr1_) 2018年10月2日
オーディエンスは一線級のプレイを見るだけでなく、「覚悟」や「心意気」を応援したいのだから。
選手たちに今必要なこと
“いいすぽ!”は最高の番組でした。選手たちの掘り下げを必ず行っていて、人間にスポットを当てているから。
“Tom Festival”はどうでしょうか。突然Tomから対戦カードが発表され、まさに骨子だけの状態でした。
僕が直前放送で出場選手たちの情報を整理して、
ユニさんやThomsonさんが実況解説という形で試合中の肉付けをして、
もこうさんがこっそり宣伝して、
メイン tomさんとマッキー君の連戦見ながら投稿
— もこう (@mokouliszt) 2018年10月21日
【ポケカ開封】5000円の「カプテテフGX」は本当にパックから出るのか?アローラの月光30パック開封した結果 https://t.co/FXz6yJtngi @YouTubeさんから
僕が今こうやって感想を書いています。
僕はドラマを持っているTomという男をもっと知ってもらいたい。知らない人にも楽しんでもらえる環境を作りたい。
今必要なことは、コミュニティの一人一人が外に向けて選手を知ってもらうための動きをすることです。
始まる前に選手たちを紹介する。終わった後に感想を発信する。観戦記を書く。人に勧める。なんでもいいです。外に出ていきましょう。
本当は、コンテンツを用意する側が気を回すべきことなのですけれどね。
(例えば、“まはーら vs マッキー”の価値を理解して、ぴぽにあとfronに実況解説を頼んだであろうマッキーくんはこういうところがちゃんとわかってます)
全然関係ない話になるんですけど、僕元から麻雀が好きで最近「大和証券Mリーグ」をよく見てるんですよ。
中でも、U-NextPiratesの朝倉プロと、セガサミーフェニックスの魚谷プロが「推し」です。
二人とも競技の実力でのし上がってきたタイプのプレイヤーで、Twitterでも僕に絡んでくれるようなフランクなところが「推し」化したきっかけです。
やっぱりこの二人のファンだから、いつか二人が揃うときにMリーグのパブリックビューイングめっちゃ行きたいなって思ってて。
少し視点を変えたら、(これ僕らぷよぷよのプロでも同じことが言えるんじゃないか?)と気づいたんです。
特定のプロのファンを囲い込むようなパブリックビューイングで連戦をやればめっちゃ人来るし盛り上がるんじゃね?と。
“あめみや vs ともくん”も、“Tom vs マッキー”も、僕は見てて全然お金払っていいなと思える超強力コンテンツでした。皆さんはどうでしたか?
ぷよぷよも外堀さえ整えば、人気プレイヤーで集客できるほどのコンテンツ力は備えつつあるのかなという可能性を感じた週末でした。
そのためには、僕らプレイヤー側も意識を変えていかないといけないですよね。
それじゃあまた。