りべです。
第三回ぷよぷよカップ&チャンピオンシップ、お疲れ様でした。
ご足労いただいた方、ご視聴いただいた方、ありがとうございました。
なんていう儀礼的な挨拶は置いといてですね、本当に今回は書きたいことがたくさんあるんですよ。
公式大会の記録をぷよキャンじゃなくずっとこっちに書いちゃうの、ちょっと違和感もあるけど仕方ない。ここは僕の感情を書く場所ですから。
今僕はとにかく形骸的なレポートじゃなく、つらつらと感情を書きたい。それは誰にも止めさせない。
僕の成績はカップがベスト8、チャンピオンシップが1回戦負けと不振だったんですけど、今回の大会は単純にイベントとしてめちゃくちゃ面白かったんです。
・努力が実る『開花』
ぷよぷよチャンピオンシップ。
僕が2回連続第一回戦で下してきたあめみやくんが、なんと今回4位入賞の大躍進。
めちゃくちゃ悔しい(;_;)でもフルセットまで持ち込んで、試合内容も結構良かったと思うから大満足です!!みなさんご視聴ありがとうございました(^_^)v
— あめみや たいよう (@inazuma0217tai1) 2018年8月18日
これがもちろんたまたま通った、とかじゃなくて、明らかに彼自身の実力の向上によるものだったんですよね。
彼はプロになってからずっと配信内外で人一倍努力して、とにかく他プロとの年期的遅れを取り戻そうと必死だった。そういう姿が僕は好きだし、あめみやくんの配信を見ている方達も似たような感じじゃないかと思ってるんですよ。
それがようやく、僕という呪いから解放されて形となった。
あめみや普通にトッププロレベルまで上手くなっててすごいな。
— Tom (@tom_nadja) 2018年8月18日
取材でも言いましたがあめみやくんマジ強かったよ。見直したい。
— Kamestry (@kamestry) 2018年8月18日
で、その僕はというとTemaさんとの第一回戦。
なんとTemaさんが僕を下してチャンピオンシップでの初勝利。
ぷよぷよチャンピオンシップ、ご視聴ありがとう。
— Tema(てま)@EVO2018 (@tema2424) 2018年8月18日
liveさんにラスベガスの借りを返しました。初めて倒せた。
ここ数ヶ月間、自分のぷよの手順の一手目から見直すことを始め、本当に本当に頑張ったのでその努力が報われて良かったです。
ところで…ワタクシ、髪をピンクに染めてたけど気づいた人いる?w pic.twitter.com/KWt7NLl80X
彼女は自分で「プロ最弱」なんて揶揄しちゃうくらい、実力にコンプレックスを持っていて。
そういうところを踏まえて、彼女は彼女なりに努力をしてたのは知ってたんですよね。効率よく練習できるような環境を整えて、なかなか結果に繋がらない中でも少しづつ歩みを進めていた。
度々弱音を吐いてるのも見かけましたが、それでも自身の結果を形にするまでずっと耐えてきたメンタルは、敬服に値するものだと思います。
ああなるほど、こりゃ今回の大会のテーマは『開花』だなと。
努力は無駄じゃないぞってことですよね。
じゃあ僕はこの大会で一体何が実ったのよ?と聞かれると、なんだか今回びっくりするくらい周りから声かけられたり、サインや写真求められたりしたんですよね。
ぴぽにあくんと一緒に物販付近で売り子やってたりしたせいもあると思うんですけど、正直ここまで突然増えるとは思っていなかった。
団扇にサイン書きまくってました。ファンの方々、着実に増えてくれているんだなあ。
#EVO2018 #ぷよぷよ 部門の
— 浅井企画ゲーム部(公式) (@asai_game_club) 2018年8月18日
2冠王者 #Live さんと2ショット
を頂きました📸
2冠王者から力を戴いて百人力です💪#SEGA#ぷよぷよカップ#浅井企画#浅井企画ゲーム部#横浜ヨコハマ#上仲誠彦 pic.twitter.com/ICVv4oD63X
上仲さんとも今回初対面でお話させていただきました。
僕から外側に向かってどんどん興味を示してたり、広報的な役割を担っていること、やっぱり無駄じゃないんだなあって。
そう実感できることは、僕にとってすごく励みになります。
・楽しさを思い出す『回想』
じゃあ実際に開花している彼らを見た心境がどうだったかというと、なんか僕は僕で普通に嬉しかったんですよ。
いやなんというか、ゲームにおいて成長を実感したり、何らかの結果に結びつくことこそが本来の楽しさだったよなってすごく思い直したんですよね。
だからもうなんだか、控室で見てる一試合一試合がとにかく楽しくてたまらなかった。
彼らの成長と、進退具合が見て取れるような気がしたから。見ているだけで、人としての彼らを感じられる試合だったから。
そしてもう一つ。
ぷよぷよカップ。
僕は決勝トーナメントベスト8でselvaさんと対峙し、敗北。彼をプロの座へと進めることとなりました。
彼は僕のぷよぷよにおける青春の片割れの一人で。平たく言えばライバルで。
僕に上達のモチベーションのきっかけを与えてくれる一人でした。
Tomさんがプロになったことと同様、僕にとって彼のプロ認定はすごく嬉しいことであり、とても意義のあることでした。
(※ちなみにTomさんはシャイなので、こういうエモ文に出されるとすぐ照れ隠しします)
りべさんのブログの俺出現率高くて草 https://t.co/ZAQ6ns3eBJ
— Tom (@tom_nadja) 2018年7月20日
きみも僕のぷよぷよにおける青春の片割れだからね。そりゃ頻出するよ。
若い頃は、みんな共にアホみたいにぷよぷよをやりこんでいたんですよ。それが、実力の凄まじい伸び方の原点だったのかもしれない。
でも、僕達は次第に歳を取ってそうもいかなくなって。
みんな、ぷよぷよに割ける時間が減っていって。
なんだか、いつのまにか僕一人だけが別の道を歩いているみたいな寂しさがあったんですよね。
そんな中で、selvaさんが戻ってきてくれた。
ぷよぷよカップ&チャンピオンシップ、長丁場お疲れ様でした!
— live(りべ)@8/18ぷよぷよカップ (@livedesu) 2018年8月18日
今回は純粋に試合がめっちゃ楽しかった!テーマも見つかったのでまた一から鍛え直してきます!
写真は往年のライバルselvaさんと! pic.twitter.com/iF20q58Sy4
なんだこのみっともない変顔オタク二人。
……
いや。
いや、なんだこいつら。すごく楽しそうじゃん。
そうだよ。こういう楽しさがあるから、ぷよぷよにずっと携わってきたんだよ。俺ら。
一人で、不慣れそうな自撮りで取る俺の顔よりよっぽど感情がこもってるわ。別に周りは、強張って笑顔が張り付いた俺の顔なんて見たくねーんだよな。そうなんだよ。多分、何かを忘れていたんだよ……
これはきっと、今回の僕のテーマは『回想』なんだなと。
ぷよぷよにおける本当の楽しさを思い出すこと。
しばらくの間、僕は僕がもう持っている地力の高さで、とにかく周りを圧倒するマウントプレイが確かに多かったな。
いつから、能動的に成長することを怠りがちになったのだろう。ゲームの本当の楽しさをそっちのけに、やらなければならないことに追われていたのだろう。
本当、人に教えるなんて、偉そうなことを言ってられる立場じゃなかったな。
一から鍛えなおそう。一緒に頑張ろう。なあもこうさん。
今回優勝されたKamestryさん。おめでとうございます。
9月、覇王の再臨する日まで。
またお会いしましょう。