全国都道府県対抗eスポーツ選手権 2020 KAGOSHIMA 優勝と年末のご挨拶

りべです。

 

 

2016年以来4年ぶりに、公式の大会で優勝しました。

 

ここ最近コロナ禍の影響もあり、物事への取り組み方や考え方を変えようとしたり、そんな中でも全く動けなくなったり、心療内科に行ったらうつ傾向だと言われたり散々で、何も楽しくない日々がしばらく続いていました。

 

そんな中で、もう年末だし何もできてないし生きてる価値ないなあ~と思いながらただ生きていると、今年のSASUKEの情報がTBSの公式YouTubeから大量に流れてきたんですよ。

 

www.youtube.com

え!?あの山田勝己と長野誠が復活!?ってなりました。

 

そもそも昔からSASUKEはよく見ていましたし、「闇夜に山田ひとりぼっち」の古館実況はリアルタイムで聞いていました。山田勝己の「俺にはSASUIKEしかないんですよ」の名言も聞き覚えがありました。

二人とも55歳と48歳なのにようやるなあと。その程度に思って色々動画を見て回ったら、思った以上にめっちゃ自分の周りとダブつくところがあって。

やっぱり人の積み重ねてきた歴史があるってだけでこんなに面白いんすね。

 

 

SASUKEって、みんな1年に1回しかないチャンスに向けて鍛錬して、晴れ舞台に挑んで、仲間と泣いたり笑ったりしてるんですよね。

これって、昨年の茨城国体での全国eスポーツ選手権そのものじゃんって思ったんですよ。参加する本人たちが何を大事にして、いかに誠心誠意取り組むかでそれぞれの解像度が変わってくるもの。

どちらも記念参加の人もいれば、人生をかけてまで本気で優勝を目指す人もいる。

 

なんかそういうことを考えてから、昨年かぴーくんが悔しそうにしていたところに自分がなんで声をかけたのかとか、どうして「来年また頑張って一緒に戦おう」って言ったのかとかを徐々に思い出してきて。

自分の中で大事なことを蔑ろにしないように、精一杯やろうと今一度思えたわけです。

 

 

今回僕が優勝したのは一つの結果に過ぎません。まだまだ実力が足りてるとは思いませんし、晴れ舞台ではもっといい勝負ができると思っています。

だからこそ、全国eスポーツ選手権もSASUKEのように長年続いていって、みんなが本気になれる場として存続してほしいと切に願います。

今年はオンラインだったのでなかなか実感もわかなかったかと思いますが、そこを目指して集まれること自体が一番楽しいことだと、昨年参加した皆さんは多分知ってますよね。

 

 

そうやって大事なことを思い出せたのも、ずっと一緒にぷよぷよやってきた仲間がいたからだなって思いまして。今までの自分はやっぱりどこか傲慢だったんだなってなって、様々なことを周囲から一から学ぶ姿勢にシフトチェンジしました。

今までの自分は独りよがりで、背伸びしすぎていたんだと思います。自分がやらなければ誰もやらないと勝手に思い込んで、身に余ることを背負い込んで潰れて。一つ企画を考えていたときに、周りに相談した際に強く言われてようやく気付きました。

 

だから、今はもうちょっと純粋なぷよぷよバカに還ろうという精神状況ですね。

多分僕も不器用で、人生ぷよぷよに極振りしてる分、自分のあり方を考え直そうと思い至ったわけです。

 

 

ほら、例えば山田勝己が自分頭良さそう~なこと言って知識ひけらかしてたらやっぱ嫌じゃないですか。絶対そんなキャラではないw

天然で変なこと言ったり、すぐ泣いたりするところが色々と笑い物にされることもあるけれど、同じSASUKE仲間にめっちゃ慕われてんだなーって知っていくたびに思って。

もっと自分が向かうべきなのはこういう存在なんじゃないかと感じたのです。

 

 

ここまで3年間プロとして走ってきて、やっぱり人間らしさというか、そういうところまで含めてただただ歩んできた人生を見せることしか自分にはできないと思います。また、皆さんが僕に求めているのも、そういう部分なのかなと勝手に思うことにします。

キザったらしいエモ記事も今後少なくなるとは思いますが、来年はもっとカッコつけることのない、素の自分で皆さんにお会いできるようまた再スタートさせてください。

 

これをもって、年末の挨拶と代えさせていただきます。

 

 

良いお年を。